1.優れた経済性
掘削から造成完了まで一時間足らずの為ほとんどの場合直掘りが可能であり、余掘りや型枠のセット及び撤去が不必要となりました。
2.支持層の確認が容易
支持地盤まで掘削を行う為、目視或いは触診による支持地盤の確認ができます。
3.現場発生土が少ない
現場発生土とセメント系固化材を攪拌・混合する工法の為、発生残土が少なく処分も容易です。
4.工期の短縮と高品質な造成体
攪拌・混合に用いるバケットを土質に合わせて使い分ける事により、高品質そして効率アップが図れます。
5.強度管理が適宜可能
配合管理を徹底する事により造成部の強度を適宜に変えることが可能な為、基礎との接地圧に対し安全を考慮した強度の造成体が作り出せます。
6.自然土含水量変化に機敏に対応可能
配合計画の中に調整含水比を取り入れた事により造成体の均一性が高められます。
株式会社エルニード東北では2009年3月3日に建築技術性能証明を取得致しました。
改良形式 | ブロック形式 |
適用性 | 建築物、擁壁及び工作物などの構造物の基礎 |
適用地盤 | 砂質土、粘性土 |
最大改良長 | 6.0m |
変動係数 | 砂質土 25% 粘性土 30% |
設計基準強度 | 砂質土 150〜3000KN/m2 粘性土 150〜2000KN/m2 |
品質管理 | 改良体の含水比の確認 ※「日本道路公団規格JHS A 313」シリンダー法による 改良体コアによる一軸圧縮試験 |
@掘削開始 | A掘削状況 |
掘削幅を確認後逃げ墨を打ち | 確実な掘削幅の確保と支持層の見 |
造成位置に掘削機を設置し掘削 | 極めを行いながら掘削を進めます。 |
を開始します。 | |
B掘削完了 支持層確認 | C固化材投入 |
ボーリング柱状図と照らし合わせ、 | 決定された配合量に基づき固化材・ |
設計者及び現場管理者の支持層確認 | 水・現場発生土を投入します。 |
後速やかに造成体積を計算し、投入 | |
固化材量を決定します。 | |
D混合状況 | Eフロー値確認 |
上下攪拌を繰り返し、造成体を均一 | 添加水量の適正化の確認にはシリンダ |
なものとします。 | ー法を用い試験室決定フロー値の許容 |
範囲内であることを確認します。 | |
F造成完了 | G全長コア採取 |
所定のレベルに仕上げ造成完了とし、 | 造成完了直後Φ100mmの塩ビ管を差込み |
翌日天端整正を行い仕上げとします。 | コアを採取する。供試体は材令7日及び、 |
28日に一軸圧縮試験を実施し、平均一軸 | |
圧縮強度が合格判定値以上である事を確 | |
認します。 | |
施工に先立ち、次に掲げる試験項目を実施し、その結果に基づき
配合試験を行います。
自然含水比:配合決定の際、添加水量を決定するために
湿 潤 密 度:配合決定の際、調整含水比を決定するために
粒 度 組 成:配合決定の際、固化材添加量を決定するために
上記試験結果に基づき、固化材特性関係式を用い必要設計基準
強度を満たす配合量を求め、試験練りを行います。
その際、造成特性を観察し適正添加水量を確認します。(フロー値)
所定材令日(σ3、σ7)に一軸圧縮試験を行い配合量を決定します。
現地土採取 | 含水比測定 |
粒度測定 | 試験練り |
フロー値測定 | 一軸圧縮試験 |
測定の方法は、内径8cm、高さ8cmのリングに改良体を充鎮したあと
リングを垂直に引き抜き、改良体底辺の拡がりを測定するシリンダー法
で行います。その拡がりが事前室内配合試験により求められた有効範囲
内であることを確認して改良完了となります。
※「日本道路公団規格 JHS A 313」のシリンダー法による
スーパラップルエルニード工法では全長コアの一軸圧縮試験により造成部の
材令7日、材令28日の強度を確認しております。
脱形状況 | コア確認 |
水中養生 | 一軸圧縮試験 |
スーパーラップルエルニード工法では土質及び施工時条件に合わせた混合装置を使い分けることにより、高品質・スピードアップが可能となりました。
スケルトンミキシングバケット | ドライブミキシングバケット |
M型ミキシングフォークバケット | |
スーパーラップルエルニード工法の造成体は建築物及び構造物の基礎の他に土留壁・止水壁など幅広い用途に利用が可能です。
低層建築物の基礎 | 中層・高層建築物の基礎 |
土留・止水壁 |
物件名 | 新展示施設建設工事 | ||
場所 | 宮城県仙台市青葉区青葉山8-1 | ||
建設会社 | 葛エ本店 | ||
設計・管理 | 茅辮ン計 | ||
設計耐力 | 300KN/m2 | ||
改良深さ | 4.25m | ||
構造 | S造2F | ||
施工年月 | H26年3月 | ||
物件名 | 住田町庁舎建設設計・施工一括業務 | ||
場所 | 岩手県気仙郡住田町世田米字川向88-1 | ||
建設会社 | 前田建設工業梶@東北支店 | ||
設計・管理 | 中居敬一都市建築設計 | ||
設計耐力 | 200KN/m2 | ||
改良深さ | 2.65m | ||
構造 | W造2F | ||
施工年月 | H25年8月 | ||
物件名 | (仮称)イオンモール天童新築工事 | ||
場所 | 山形県天童市芳賀 | ||
建設会社 | 西松建設梶@北日本支社 | ||
設計・管理 | 西松建設 | ||
設計耐力 | 200KN/m2 | ||
改良深さ | 5.45m | ||
構造 | S造5F | ||
施工年月 | H25年5月 | ||
物件名 | (仮称)仙台基督教会・東北教区会館新築工事 | ||
場所 | 宮城県仙台市青葉区国分町2丁目 | ||
建設会社 | 樺|中工務店 | ||
設計・管理 | 葛v米設計 | ||
設計耐力 | 300KN/m2 | ||
改良深さ | 1.69m | ||
構造 | RC造3F | ||
施工年月 | H25年4月 | ||
物件名 | 特別養護老人ホームさくら爽増築工事 | ||
場所 | 岩手県北上市さくら通り3丁目 | ||
建設会社 | 大成建設梶@東北支店 | ||
設計・管理 | 鞄山設計 | ||
設計耐力 | 300KN/m2 | ||
改良深さ | 3.08m | ||
構造 | RC造3F | ||
施工年月 | H25年4月 | ||
物件名 | 特別養護老人ホーム 慶寿園 改築工事 | ||
場所 | 岩手県二戸郡一戸町姉帯字下村24-1 | ||
建設会社 | 鹿島建設梶@東北支店 | ||
設計・管理 | 劾TTファシリティーズ東北支店 | ||
設計耐力 | 510KN/m2 | ||
改良深さ | 1.75m | ||
構造 | RC造3F | ||
施工年月 | H24年6月 | ||
物件名 | 遠野市総合食育センター新築工事 | ||
場所 | 岩手県遠野市松崎町白岩31-44-1 | ||
建設会社 | 戸田建設梶@東北支店 | ||
設計・管理 | 葛v慈設計 | ||
設計耐力 | 200KN/m2 | ||
改良深さ | 2.50m | ||
構造 | S造2F | ||
施工年月 | H24年5月 | ||
物件名 | 仙台医師会看護専門学校新築工事 | ||
場所 | 宮城県仙台市泉区八乙女3丁目 | ||
建設会社 | 鹿島建設梶@東北支店 | ||
設計・管理 | 活ノ藤喜三郎建築研究所 | ||
設計耐力 | 500KN/m2 | ||
改良深さ | 3.60m | ||
構造 | RC造4F | ||
施工年月 | H24年1月 | ||
物件名 | 財団法人竹田綜合病院総合医療センター新築工事 | ||
場所 | 福島県会津若松市山鹿町3-27 | ||
建設会社 | 椛蝸ム組 東北支店 | ||
設計・管理 | 活ノ藤喜三郎建築研究所 | ||
設計耐力 | 300KN/m2 | ||
改良深さ | 3.30m | ||
構造 | RC造11F | ||
施工年月 | H22年5月 | ||
物件名 | 岩手医科大学綜合移転計画第二次事業新築工事 | ||
場所 | 岩手県紫波郡矢巾町西徳田2-1-1 | ||
建設会社 | 清水建設梶@東北支店 | ||
設計・管理 | 鞄建設計 | ||
設計耐力 | 300KN/m2 | ||
改良深さ | 5.80m | ||
構造 | 渡り廊下 | ||
施工年月 | H22年3月 | ||
物件名 | 岩沼市新図書館新築工事 | ||
場所 | 宮城県岩沼市二木2丁目8-1 | ||
建設会社 | 椛K高組 | ||
設計・管理 | 葛v米設計 | ||
設計耐力 | 300KN/m2 | ||
改良深さ | 5.15m | ||
構造 | S造2F | ||
施工年月 | H21年12月 | ||
物件名 | (仮称)ライオンズタワー勾当台通新築工事 | ||
場所 | 宮城県仙台市青葉区通町1丁目 | ||
建設会社 | 椛蝸ム組 東北支店 | ||
設計・管理 | 椛蝸ム組 東北支店 | ||
設計耐力 | 1000KN/m2 | ||
改良深さ | 4.15m | ||
構造 | RC造29F | ||
施工年月 | H20年1月 | ||